『本を読む本』(M.J.アドラー,C.V.ドーレン)-0045
読書術の古典である。
この本を読めば、知的生産における読書術はだいたいカバーできる。問題は、これも一冊の本であるということだ。本書がクリアできなければ、次のステップには進めない。
つまり、まるっきりの読書初心者には、「『本を読む本』を読む本」が必要になってくる。なので、自分でそういう本を書いてみた。
※『ハイブリッド読書術』『「本」を読むことについて』
妙な話だが、本書を読むと、本の書き方にも影響が出てくる。こういう読み方に値する本を書かなければ、という意識が高まってくるのだ。もちろん、意識が高まったからといって実際にそういう本がかけるとは限らないが、何も無いよりはマシだろう。
最後に「知的エチケットの一般的心得」を抜粋しておく。
- 「概略」と「解釈」を終えないうちは、批評に取りかからないこと。